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東京ディズニーランドの新アトラクションは「スティッチ・エンカウンター」

17日オープン!いろんなスティッチとおしゃべりができる
東京ディズニーランドの新アトラクションは「スティッチ・エンカウンター」

スクリーンのスティッチとおしゃべりできる

 オリエンタルランドは8日、東京ディズニーランドで17日にオープンする新アトラクション「スティッチ・エンカウンター」を報道に公開した。

 スティッチ・エンカウンターは、シアタータイプのアトラクションで、人気キャラクター「スティッチ」とゲストが話しながら、双方向のコミュニケーションを楽しむことができる。

 設定は、スティッチがいい子でいるかを見守るために作られた「スティッチ・モニター・ステーション」をゲストが訪れ、スクリーンに映し出されたスティッチとおしゃべりなどを楽しむ。ストーリーは複数あり、会話の内容などが変わるため、体験するたびにさまざまなスティッチに出会うことができるのが、特徴となっている。

 所要時間は12分で、定員は約160人。投資額は約20億円。

 東京ディズニーランドでは、「スティッチ・エンカウンター」のスタートに先駆けて、スティッチ関連の新たなグッズを販売する。Tシャツやキャップ、ファッション用グラスやメモセットなど、新アトラクションをイメージしたデザインとなっている。

 このほか、東京ディズニーリゾートでは9日からショーの内容も夏仕様に変わる。

 東京ディズニーランドでは、ミッキーマウスやドナルドダックたちがフロート上から水しぶきを上げながら、演舞を披露する「雅涼群舞(がりょうぐんぶ)」がスタート。ゲストも大量の水しぶきを浴びるので、カッパが必需品だ。1日3回公演し、1回の公演時間は約20分。

 東京ディズニーシーでは、「ミニーのトロピカルフラッシュ」が始まる。こちらもミニーマウスやデイジーダックにミッキーマウスやドナルドダックが加わり、船上や陸上からゲストに向かって大放水する夏ならではのイベントだ。1日3回公演で、1回の公演時間は20分。

日刊工業新聞2015年07月09日 建設・エネルギー・生活面に加筆
高屋優理
高屋優理 Takaya Yuri 編集局第二産業部 記者
「スティッチ・エンカウンター」は、「キャプテンEO」をやっていたシアターを改装する形でオープンします。ゲストに向かって、スティッチが「どこから来たの?」「名前は?」など、ユーモアたっぷりに語りかけ、会場全体が一体となって楽しむアトラクションです。東京ディズニーシーの「タートル・トーク」のような感じで、単に見るだけでなく、双方向コミュニケーションの参加型アトラクションが、今のテーマパークの人気の潮流なのかなと感じました。

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