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台湾⇔関西、空港行き鉄道切符でお得な1枚

国境越え連携企画
台湾⇔関西、空港行き鉄道切符でお得な1枚

桃園メトロ公式動画より

 南海電気鉄道と関西エアポート(大阪府泉佐野市、山谷佳之社長)は、台湾の桃園メトロと桃園国際空港と相互連携した企画切符を2月1日に発売する。国境を越えて鉄道会社と空港運営会社が共同で企画切符を販売するのは日本初という。日本で1000枚、台湾では2000枚を8月31日まで販売する。

 南海電鉄の難波・新今宮・天下茶屋―関空間の特急電車「ラピート」と桃園メトロの台北―桃園空港間の片道切符のセット引換券で、消費税込みの価格は1770円。両空港で店舗利用の割引き特典も用意する。台湾人の訪日需要を取り込み、今後は空港や沿線の観光地を活用した交流事業を進める。
               
日刊工業新聞2018年1月22日
三苫能徳
三苫能徳 Mitoma Takanori 西部支社 記者
なぜ片道?と思ったのですが、駅だけでなく空港でも販売するから(自国内で往復券は不要になるから)なのでしょうか。券種を一つに統一する必要があったのかもしれませんが、片道×2なのはちょっと微妙。 でも、沖縄のモノレールでまねしてほしい。サンリオキャラとかくまモンの限定デザイン乗車券でラーメン割引券つければ、台湾からの訪日客にものすごく売れそう。事前購入限定で、引換券ではなくそのまますぐに使えるフリー乗車券にすれば那覇空港駅の券売機混雑を緩和できるはず。

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