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この冬、マフラーのようなマスクはいかが?

くればぁが発売、平昌五輪でも実績
この冬、マフラーのようなマスクはいかが?

一枚二役でマスクとマフラーを同時に着用

 マフラー?マスク?―。くればぁ(愛知県豊橋市、中河原毅社長)は、マフラー一体型マスク「bo―biプロテクトスカーフ」を発売した。日常的にマスクを着用する習慣がない欧米向けに、一見するとマフラーというユニークなマスクを提案する。国内でも販売し、価格は4万4259円(消費税抜き)から。

 マフラーの裏に設けたポケットに、目の大きさ約0・1マイクロメートル(マイクロは100万分の1)のメッシュを10枚重ねたフィルターを収納した。その部分を口元に当てて使用する。フィルターは「レギュラー」のほか、たばこ臭をカットするメッシュを加えた「プロ」、呼吸に抵抗を与える「カロリー」の3種。

 マスクは欧米では特別な病気の時に使用するというイメージが強く、日本のように着用する習慣がない。見た目がマフラーというアイデアが受け入れられるか挑戦する。

 同社はメッシュフィルターや高機能マスクが主力。同社製マスク「ピッタリッチ」は2018年平昌(ピョンチャン)オリンピックのスケーター用として日本スケート連盟に採用されている。
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
マスクだらけの日本社会は確かに欧米人に異様に映る。おしゃれなマフラーも増えれば、これいいかも。

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