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ベトナムから群馬に熱視線 副大臣、群馬訪問

県内企業の進出増に期待
ベトナムから群馬に熱視線 副大臣、群馬訪問

チュン副大臣(左)と対話する大沢群馬県知事

 ベトナムのグエン・バン・チュン計画投資省副大臣が13日、群馬県の大沢正明知事を訪れた。2016年2月に群馬県と同省で経済交流に関する覚書を結んでおり、その事業の一環。チュン副大臣は「群馬県の企業がベトナムにますます投資できるように力添えをしていただければ」と協力を要請した。

 ベトナムから副大臣ら政府関係者22人が来県した。大沢知事は「群馬県とベトナムがさらに経済交流を深める中、お互いの利益につながるように、しっかり取り組んでいきたい」と力を込めた。

 一行は群馬県庁での知事訪問に続き、吉田鉄工所(前橋市)で自動車部品の製造現場を視察したほか、進出意欲のある県内企業向けの投資セミナーを開き、意見交換を行った。(前橋)
日刊工業新聞2017年9月14日
加藤年紀
加藤年紀 Kato Toshiki
東南アジアの国々から、日本企業誘致に対する期待は大きい。日本の自動車企業などのメーカーは、3次受けレベルで既に多くの海外子会社、工場がある。 これからはサービス業などにも成功するチャンスがあり、九州のとんこつ系のラーメン屋などは海外で着実に浸透して来ている。豚が食べられないイスラム教国であるインドネシアですら店舗が増えていた。

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