小型で多機能めざす新型護衛艦

過去最大の予算要求の中でも「ケチケチ作戦」

 防衛装備庁は2018年度以降に建造する新護衛艦について、三菱重工業を主事業者に、下請けに三井造船を選定した。18年度以降に建造契約を締結する。防衛装備庁によると、三菱重工が提案した新護衛艦は、従来の護衛艦が扱う対空対処能力に加え、掃海艇が担ってきた機雷対処も備える。同庁は18年度以降に導入する護衛艦について、周辺海域の防衛などを機動的に行うよう、多様な任務への対応能力と船体のコンパクト化を両立させる方針を示している。

日刊工業新聞2017年8月22日

加藤 正史

加藤 正史
08月23日
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近年の自衛隊の装備は、F35戦闘機や実質ヘリコプター空母の「いずも」「かが」、潜水艦の増備など高価で大型のものが続いてきました。結果的に防衛予算は窮屈になっていて、間もなく決まる2018年度予算の概算要求は過去最大になる見通しです。そうした中でも削るモノは削らなければカネが足りません。新たに建造する新型護衛艦は、あえてサイズを小さくし、複数の機能を果たせるようにします。「小型で多機能」は、防衛省の「ケチケチ作戦」なのです。

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