おにぎり10個を“整列”、番重詰めをロボットで

不二精機が自動化

 不二精機(福岡市博多区、青木稔社長)は、番重詰めをロボットアームで自動化したおにぎり成形ラインを開発した。おにぎりを10個ずつ整列させ番重に詰める。おにぎり工場は昼夜稼働するため、人員確保が大きな課題となっている。自動化によって省人化できるほか、人が触れないため形崩れ防止にもなる。2018年に受注を始める。

 従来、成形などは自動でできたが、番重詰めは人手に頼っていた。開発したシステムはおにぎりを成形、包装、検品してロボットアームが番重に詰める。新たにおにぎりをつぶさずにつかみ、整列させるロボットをラインに組み込んだ。番重がいっぱいになると空の番重を自動でセットする。

 工場全体における1人当たりの生産性は従来の3倍になる。大手食品工場にテストラインを導入。当初受注するラインの生産能力は1時間当たり3300個。価格は消費税別で6500万円程度を計画する。初年度は売上高10億円を目指す。

 同社はおにぎりや麺類などの食品製造機械メーカー。おにぎり成形機械で国内シェア約8割を占める。

日刊工業新聞2017年8月22日

松井 里奈

松井 里奈
08月23日
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こういったロボットはすでに有るのかと思っていたが、今まで人手に頼っていたことが意外だった。

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