休眠会社再開、芙蓉リース「北米で航空機始めました!」

航空会社の破綻リスク減少、まずエアバス2機をフロンティア航空へ

 芙蓉総合リースは航空機リースで北米市場を開拓する。休眠していた特別目的会社(SPC、米デラウエア州)が航空機を保有し、航空会社にリースする。芙蓉リースは2021年度までの中期経営計画で、自社保有機体数を約50機上乗せする目標を掲げる。うち約10機を北米でリースする計画だ。

 芙蓉リースは欧州、アジア、日本、中南米で航空機リース事業を展開してきた。リース機はアイルランド現地法人が保有していた。

 北米市場は航空会社の破綻が続くなどのリスクがあったため、参入していなかった。ただ、安定した市場拡大が見込めるとして事業を始める。

 第1弾として、欧エアバス製旅客機「A321―200」2機を米大手航空機リース会社から買い取り、フロンティア航空(コロラド州)にリースした。航空機の買い取り額は1機当たり50億円程度とみられる。2機ともにリース期間は約10年。

 今後はアメリカン、デルタ、ユナイテッドの3大航空会社との取引も目指す。

日刊工業新聞2017年8月8日

明 豊

明 豊
08月17日
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世界の旅客機の運航機数は現在約2万機。アジアを中心とする新興国での旅客数増加と格安航空会社(LCC)の成長に伴って、35年には約4万機まで伸びる見通しだ。これに伴い、リース比率も現在の4割から20年代には5割に達し、その後も堅調な伸びが予想されている。

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