バイトより優秀?ロボット接客喫茶店 オーナーの指摘も5分で修正

 慶応義塾大学理工学部管理工学科の山口高平教授らは、複数のサービスロボットが連携して接客できる「ロボット喫茶店システム」を考案した。喫茶店のオーナーと接客の流れをその場で修正できるのが特徴。接客ノウハウをロボットの作業の流れとして学習・蓄積し、ロボットの専門家ではない人でもロボットによるサービスを構築し、運用できるようにする。

 慶大の教職員食堂で入店から飲料などの商品提供までの接客サービスを行う実証試験をした。慶大のサービス開発プラットフォーム「プリンテプス」を用い、サービスロボットのトヨタ自動車「HSR」とソフトバンク「ペッパー」、さらにロボットアームとを連動した。

 客が来店するとペッパーが席まで誘導し、HSRが商品を棚から取り出して各テーブルに提供する。

 事前にサービス開発プラットフォームとして入店時対応や座席案内、注文取りなど27の接客作業を用意。ユーザーが作業の流れとして任意に並び替えるとロボットが連動する仕組みだ。

 注文を聞く間や飲料を注ぐ量など、喫茶店のオーナーに修正点を指摘してもらい、その場で対応する。一つの修正点を平均5分で直せた。蓄積した接客例から最良の事例を人工知能(AI)技術で抽出するなど、サービスノウハウとAIの連携を進める。

日刊工業新聞2017年8月17日

昆 梓紗

昆 梓紗
08月17日
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お店の人が自分たち用にカスタマイズできるのがいいですね。操作ミスがなければ注文も取り間違えないですし。喫茶店以外のシリーズも作れそうです。

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