独特の形で音質を追求した高級オーディオスピーカー、仏デビアレが日本進出

来年には都内に直営店

 音響技術と高級オーディオスピーカーを開発するフランスのデビアレ(パリ)が日本に進出する。9月にも100%出資の日本法人を設立し、スピーカーの販売を開始。2018年4月には都内に直営店舗をオープンする。併せて自動車や家電メーカーなどに対し、高音質を実現する独自のスピーカー技術のライセンス供与も進める。

 デビアレは07年設立のスタートアップ企業。台湾・鴻海精密工業、シャープ、仏ルノー、さらに携帯端末用基本ソフト(OS)「アンドロイド」の開発者であるアンディ・ルービン氏が設立したハードウエア開発支援型ベンチャーファンドの米プレイグラウンド・グローバルなどが出資している。

 主力のオーディオスピーカー「ファントム」は、海外ではアップルストアでも販売している。日本での価格は25万円程度から、海外モデルの価格は1999―2999ドル。高級感を生かし、都内の表参道あるいは銀座に直営店を設ける。

 ライセンス事業ではすでに欧州で、英スカイと提携し、テレビ受信用セットトップボックス(STB)と組み合わせて使う音響システムを秋に発売する。価格は799ポンド。日本では家電や自動車、スマートフォン、スマートスピーカーなどに音響技術を提供する。

2017年8月15日付日刊工業新聞
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藤元 正

藤元 正
08月16日
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都心部に直営店を設けながら、それこそアップルや掃除機のダイソンのように、ブランド価値を訴求していく戦略のようです。

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